花粉皮膚炎で顔じゅうブツブツ、かゆみも深刻
花粉の季節は、無情にも毎年やってきます。
私は去年の春にひどい花粉症を発症し、人生で初めて花粉症のために通院する経験をしました。
目や鼻の花粉症状もひどいものでしたが、『花粉皮膚炎』による肌荒れもひどいもので、顔一面に真っ赤なブツブツが敷き詰められたような状態になり、常にヒリヒリするわ痒いわ…。
2019年の春は、本当にたまらない状況でした。
その辛さを経験したからこそ、今年はとにかく「毎日きちんと落とし切る」事と「守る」事を、固く心に誓ったのでした。
守りの対策については別の記事で紹介するとして、今回は「きちんと落とす」事について、私が個人的に超おすすめしたい洗顔料をご紹介します。
花粉皮膚炎に大人気 Mamonde マイクロディープクレンジングフォームがスゴイらしい
韓国では花粉症は多くないけど、PM2.5や黄砂の肌荒れで悩む人が多いらしいと聞いて、これは韓国コスメショップへ行ってみようと思い立ち、ある日一人で新大久保の韓国コスメショップを周りました。
一日かけて目ぼしいお店はほぼ周ったと思います。
その中で、ショップ店員さんゴリ押しで「これは」と思う洗顔料に出会うことができたので、さっそく使ってみる事にしました。こちらです。
ちなみに私は韓国コスメショップで、これを2000円で買いました…涙
楽天だとこんなに安いとは。ショ~ック!!
でも、コスメショップのお姉さんの良い接客を受けられたので、初回購入はそれでもまぁ良しです。リピ購入はネットにしようと思います。
お姉さんいわく、大気汚染物質や花粉でずーっと顔中ブツブツだらけだったお客さんが「これをずっと使っていたら治った」と、わざわざお礼を言いに来るほどの人気商品だとのこと。
日本ではあまり店頭販売しているお店が無いので、店頭に並ぶと2~3時間で全て売り切れてしまうのだとか。『特に常連さんは、お店の仕入れサイクルを予想しながらパトロールしていて、店頭にならぶのを待っていて沢山勝い占めて行く』のだそうです。
コスメショップのお姉さんの言葉『今日はつい1時間前に在庫を店頭に出したばかりだったので、まだ残り数本在庫があるから、お姉さんラッキーよ!1時間後には全部無くなるよ~』という言葉に、ついつい2000円差し出しました(笑)。
大前提として「毎日、花粉や大気汚染物質を落としきる事」が大事。
落すべき花粉が残っている状態で、何を塗っても無駄。 とのこと。
花粉や大気汚染物質の恐ろしさ ※花粉皮膚炎の画像あり
まず、大気汚染物質や花粉が肌についていると、何が悪いのか。
花粉や大気汚染物質は、肌の上で微細な炎症を起こし、活性酸素を大量発生させて肌を老化させます。
次の画像は、私がひどい花粉皮膚炎だった時(2019年3~5月が一番酷かったです)の写真と、半年後の写真です。
写真のとおり、花粉皮膚炎だった時は皮膚が赤黒く腫れて、顔全体に湿疹のようなものができています。
2019年5月は花粉皮膚炎がきっかけにかどうかわかりませんが、肌バリアが崩壊して、ありとあらゆるトラブルが毎日襲い続けてきて、痛くて洗顔すらできなかった時期です。皮膚の乾燥もかなり激しかったです。
皮膚科では、ただただステロイド(副腎皮質ホルモン薬)の軟膏薬が処方されるばかり。ステロイドは色素沈着するし、やめるとすぐにまた皮膚炎が再発するし、どんどん肌が汚くなっていって、本当に絶望的でした。
さて、花粉や大気汚染物質が肌に与える影響が、どれほど恐ろしいかと言うと…メナードさんがさすがの説得力ある研究結果をまとめて下さっていましたので、引用します。
花粉や黄砂がシミの原因になる |
https://corp.menard.co.jp/research/tech/tech_02_07.html
細胞のミトコンドリアの機能が低下し、活性酸素の発生が増えることが知られています。この結果により、花粉や黄砂によって増えた活性酸素がメラノサイトを刺激してメラニンの生成を促進し、シミにつながるという新しいメカニズムを見出しました。
花粉や大気汚染物質が肌に与える影響については、メナードさん以外にも多数の報告があります。まとめると以下のようになります。
- 活性酸素が過剰発生する
- 花粉皮膚炎、花粉乾燥肌になる。
- 肌のバリア機能が極端に低下し、あらゆる肌トラブルを呼ぶ
- 肌細胞の酸化
- 細胞や組織を破壊
- シワ、たるみ、肌の老化を促進
- 炎症による傷は、時に真皮層にまで達する事がある
(真皮層はターンオーバーするのに3~5年かかる) - シミや色ムラ(炎症性色素沈着)が出来る
毎年、毎年、お肌にこんな状況が積み重なって行ったら…考えるだけで恐ろしすぎます。
洗顔料なしで花粉はどの程度落とせるのか?
PM2.5は毛穴の20分の1サイズとも言われており、あらゆる場所に入り込みやすく落としにくいものだそうです。
『朝はぬるま湯洗顔のみ』という方も居るようですが、水だけで洗った場合、いかに肌表面に花粉やPM2.5が残っているかがわかる画像が、以下のサイトに掲載されていましたので、引用させていただきます。
【PM2.5を除去する効果】ファンデーションを塗った人工皮膚にPM2.5(関東ローム層)を塗布して水洗顔 vs アンチポリューションクレンジング
【花粉を除去する効果】ファンデーションを塗った人工皮膚に花粉(石松子)を塗布して 水洗顔 vs アンチポリューションクレンジング
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000019071.html
ほぼまるっと付着したままやないかーい。
こりゃあかん、お湯洗顔だけじゃ絶対あかん。
ちなみに夜、お風呂に入ったとしても、髪の毛には静電気の帯電などで埃やハウスダストや家に持ち込んだ花粉など色々付着するので、夜寝るときはナイトキャップの中に髪の毛をしまうなり結ぶなりして、顔にかからないようにして寝たほうが良いそうです。
個人的には美髪ケアができるシルク100%のもの、かつ、おでこに跡のつかないタイプ(ゴムじゃなく、サイズ調整紐のタイプ)が好みです。
Mamonde マイクロディープクレンジングフォームの特徴
特徴1. 陽イオンの力で、花粉や大気汚染物質を98.8%除去
Mamonde マイクロディープクレンジングフォームは、普通の洗顔では残ってしまいがちなPM2.5などの大気汚染物質や花粉を、陽イオンの吸着力で98.8%落とすという洗顔料です。 界面活性剤を強くすることで落とすのではなく、陽イオンで吸着するだけなので、不要なものだけをきれいに落としてくれるそうです。
3種類の蓮華成分と陽イオンポリマーが含まれたLOTUS ANTI-PM COMPLEX™がPM2.5を強力に吸着し、効果的に取り除いてくれます。
–公式の商品説明より
特徴2. 肌に優しく敏感肌対応
徹底的に落とすために強い界面活性剤を使っているわけではなく、不要なものだけを陽イオンで吸着するだけなので、お肌にやさしいそうです。
7フリー処方で、敏感肌にも対応。
7-FREE処方で敏感肌や弱い肌でも安心して使えます 。
(動物性原料、鉱物性オイル、イミダゾリジニルウレア、トリエタノールアミン、シリコーンオイル、合成色素、サルフェート界面活性剤 無添加)
–公式の商品説明より
特徴3. アルブチンの10倍!高い美白効果と抗酸化力の、蓮エキス
蓮の花のエキスがたっぷり含まれており、蓮エキスの特徴でちょっと糸を引くような粘りのあるフォームです。
蓮の花から抽出されるアルカロイド成分の美白効果 には、アルブチンの10倍もの高い美白効果があり、 メラニン生成酵素「チロシナーゼ」の産生も抑制 するだけでなく、出来てしまったメラニンの淡色化もしてくれるそうです。
また、その高い抗酸化力・保湿力からエイジングケアに用いられることが多いエキスで、もっちりとしたエイジレスな白肌を目指したい方に嬉しいエキスです。 蓮の香りもとっても癒されます。
肌の鎮静作用があるカオリン(天然クレイ)配合。
蓮華エキスと微細サイズのカオリンがマイルドな使用感とブライトニング効果を与えます。
–公式の商品説明より
特徴4. スクラブ感なし。生クリームホイップみたいな泡
そして、公式の説明には細かくしたこんにゃくが入っているという説明になっていますが、日本のクレンジングによくあるようなざらっとした蒟蒻スクラブが入っているわけではありません。私は肌を傷つけるのでスクラブは使わない派なのですが、これは生クリームのホイップみたいな泡で全然スクラブ感なく、気持ちいいです。
自然由来のこんにゃく成分が刺激を与えずに毛穴をクレンジングし、ブラックヘッドを改善して華やかな肌へと導いてくれます。
–公式の商品説明より
最後のこの部分に関しては、私としては『ブラックヘッドが取れた』という感じは、特にしなかったです^^;
それにしても花粉で顔がかゆくて仕方ない時にこれで洗うとすぐに落ち着くし、香りも大好きだし、肌への優しさも素晴らしいし、泡も大好きなのでリピートしています。
Mamonde マイクロディープクレンジングフォームの使い方
これで丁寧に洗顔すると、花粉が舞っている日に肌が痒いのが収まる気がしています。ハスの香りもとても素敵で癒されます。
ちなみにマモンドは韓国コスメですが、韓国コスメで言う「クレンジング」は、日本の洗顔料にあたるものだとの事です。
このフォームも「クレンジングフォーム」と書いてありますが、日本でいう、いわゆる「洗顔料」です。日焼け止めやメイクは別途クレンジングで落としてから使用したほうが良いでしょう。
陽イオンの吸着力を十分引き出すために、まずは顔を十分に水で濡らしてから使用します。
泡立てた洗顔料の泡で、十分濡らした顔を洗います。
指が直接顔の肌に触れないように、手と顔の皮膚のあいだに泡のクッションを感じながら、泡を動かすようにして洗います。
流すぬるま湯は、塩素やカルキ等の抜けた浄水器の水がよいでしょう。
約32~35度のぬるま湯で「かけ荒い」をします。何度も何度もタライのぬるま湯を優しく顔にかけて、洗い流します。
ゴシゴシしたり、シャワーを直に顔に当てないように気を付けましょう。^^
効果もしっかり感じているので、リピしています。
2019年の春には花粉皮膚炎に悩んでいた私は、2020年はかなりしっかり、多くの花粉対策を行いました。
それでもどうしても、花粉が飛んでいる日に出かけると、顔がムズムズかゆくなることもあったのですが、この洗顔フォームで洗うと、5分くらいですぐに赤みやかゆみが収まるので、とても助かっています。2019年の肌のように炎症を起こすまでひどくなることもなくなりました。
そんなわけで、花粉の時期にはリピしています。
美肌は作れる!頑張りましょう^^