10月~3月まで頑張ってきたトレチノイン療法のおかげで、コンプレックスだった肝斑もだいぶ薄くなり、肌質がずいぶん改善されました。
(でもその後、ケノンの顔面実験で肝斑悪化、振り出しに戻るw)
すると、今まで肝斑に気を取られて気にならなかった色ムラや、透明感の低さが気になるようになってきました。
人間の欲って尽きないものです。
結論:自宅での乳酸ピーリングが、想像以上に最高すぎた
杏仁豆腐になりたい!
なりたい、なりたい、なりたーい!
と言うことで、トレチノイン療法完了から2週間ほどあけてA反応も出なくなった頃、自宅で乳酸ピーリングを始める事にしました。
結果がこちらです。
(ちょっと別の部分に目が行って色々気になるだろうけど、読んでくれw)
明らかに透明感や、肌の質感が向上!
上段の写真は日中の自然光で、下段は夜に蛍光灯の下で撮影しています。
撮影条件の違いにより、下段の肌の写真はライトからの反射が強い分、ぷるんっと写っているのもあるとは思います。
でも、それを差し引いたとしても、乳酸で肌の質感がマジでプルップルになったのは確かなんです!
※どちらもノーファンデです
※下段はちょっと憎たらしい顔してるので、隠してます(え、上段も十分憎たらしいですって?w)
乳酸ピーリングの効果って?
実はInstagramで @michi_cosme さんから「毛穴には乳酸がいいよ」と聞いていたので、コロナ騒ぎになる以前、通っている美容皮膚科の院長先生に乳酸のことを質問したのです。
院長先生曰く、「シミや色ムラなどの色素系のお悩みがある人には、乳酸めちゃくちゃ良いよ!」とのお答え。
乳酸は余分な角質を除去し、美容液の浸透をよくするだけでなく…
- シミ、くすみ、肝斑、色素沈着、色ムラの改善
- 角質層のセラミド生成促進、保湿効果
- 肌のバリア機能向上
- ターンオーバー促進
- コラーゲン生成促進
- 表皮細胞活性化
- 肌のハリ、つや、乾燥小ジワ改善
- 毛穴の開き改善
こんな風に、めちゃくちゃ沢山の恩恵があるとのこと。乳酸、凄すぎません?
なるほど。だからエンビロンみたいな高級エステでは乳酸ピーリングがあるのかぁ…納得。
でもこのブログは「コスパアンチエイジング」がテーマなので、安ければ良いというわけではないけれど、安易な「高級エステ通えばいいじゃん路線」にはあがなって行きます(でも高級エステは私も好きだ)。
自前で出来ることは、甘えず自前でやる。
その上で、レベル上げのために美容皮膚科なりに通う姿勢。
ちなみにグリコール酸ピーリングよりも乳酸のほうが、分子量が大きくて肌深部に浸透しづらいため、家庭でも安全に使えるのだとか。
薄肌なのに、乳酸ピーリングしていいのか?
もう一つ、私が大いに誤解していたことがあります。
私は、今でこそビタミンAケアでだいぶ皮膚に厚みが出て来たものの、元々はめちゃくちゃ薄肌で、保水力の弱い乾燥肌。
そんな薄肌にピーリングをして大丈夫なのか?という疑問を、美容皮膚科の院長先生にぶつけてみました。
院長先生曰く、「みんな同じこと言うんだよね~。でも逆なんだよ」と。
乳酸ピーリングをすることで、逆にコラーゲン生成が活発に行われるようになり、保水力も上がり、表皮細胞も活性化するのだとか。
その結果、肌のバリア機能も向上するとのことでした。何てこった……。
乳酸ピーリングの、顔への使用頻度
10%乳酸を使い始めの頃は、ピリピリして週1回~週2回の使用が限界でした。
今ではかなり肌が慣れたため、調子を見ながら朝晩使う日もあります。
もちろん生理前など、肌が弱っている時は使わずに、2~3日開ける時もあります。
その結果!杏仁豆腐……とまではいきませんが、以前に比べればかなりの透明感が手に入りました!
そして何より特筆すべきは、何をしてもカッサカサに乾いていた私の肌の保水力が爆上げされて、1日中乾燥知らずになれたことです。
表皮にクリームをベタベタ塗布して無理やり抑え込む保湿ではなく、肌内部がむっちりと水を抱え込む潤い感。
これには本当に驚きでした。
顔のピーリングにおすすめの乳酸
私が激押しする乳酸はこちら。
ジ・オーディナリー 10%乳酸+HA ( @michi_cosme ちゃん教えてくれてありがとう!!)
楽天だと2280円だけど、Qoo10は 1691円 ⇒ メガ割クーポン使用で今なら1299円!と、かなり安いですね。
特に理由がなければ、Qoo10一択です。
乳酸にハマった私は、10%乳酸だけでなく、原液の乳酸も買って色々な濃度を試しました。
20%、30%、40%(クリニックの最高濃度と同じ!)まで。
その結果、顔にはこの10%乳酸一択になりました。
オーディナリーの10%乳酸の使い勝手の良さは、神です(自分比)。
原液の乳酸を薄めて10%にして使えば同じなのか?と言うと、そうじゃないんですよねぇ。
きっと、濃度だけの問題じゃないのです。
保湿には2種類ある。「透明感を上げる、内側からの保湿」と、うわべだけの保湿だ。
この潤いを経験して、私はわかったよパトラッシュ…。
ベタベタと外側から塗りたくって保湿「されたかのように見える」偽物の潤いと、内側からむっちり持ち上げるような本物の保湿の違いを。
透明感が上がる「保湿」は、絶対に後者のほうです。
肌負担ギリギリのラインまで攻め込んで来て、限界まで透明感を上げつつ、肌の健康は守って、内側からしっとり保湿が続く所なんかマジ最高。
乾燥肌で、乾燥くすみとちりめんジワが気になる私には、まさに女神の潤い。
乳酸がすごいのもあるけれど、オーディナリーもまた凄いんですきっと。
ニキビ退治には、グリコール酸の方が良い場合もあるらしい
同じピーリングでも、脂性肌の方のニキビ退治には、一般的に乳酸よりもグリコール酸が良いようです。
グリコール酸の効果や働きについては、以下の記事を参考にしてください。
≫ グリコール酸6%ピーリング「グライコクリーム」が最高過ぎた【アンチエイジングの神】
ヒジ、ヒザ、くるぶし、かかとなどの、角質が肥厚して分厚く固くなっている部分には、私はグライコクリームのほうが使いやすかったです。
逆に乳酸は、固い部分には浸透しにくくて、あまり劇的な効果はありませんでした。
ジ・オーディナリーにはグリコール酸もあるので、ご自身の肌タイプに応じて試してみてはいかがでしょうか。
90%乳酸原液を、ボディローションに混ぜて使う
一方、身体の柔らかい部分……二の腕、デコルテ、旨、おしり、乾燥しがちなスネ…などには、ボディローションに原液の乳酸90%乳酸をちょこっと混ぜて使っています。
万年乾燥状態だったスネが潤うようになってちょっと感動しました。
ああ~~~全身ふわっふわのマシュマロ杏仁豆腐になりた~~い!!現場からは以上です。
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