茶色くなったシミはレーザートーニングすればいい。でも時間もお金も根気も果てしなくかかる上に、根本の原因が不明なままだと、また簡単に再発するんですよね。
しつこい肝斑を根本解決したいと思いませんか?管理人が自ら仮設を立てて、顔面を張って検証してゆく経過を、今後誰かのお役に立てることを願い、記録してゆきたいと思います。
※ 私の肝斑との本気の激闘記録は、カテゴリー「肝斑との戦いの記録」にまとめてゆく予定です。
良くなったり悪くなったり。追いかけっこはもうたくさん!根本原因と根治治療の方法を求めて
素人なりに色々勉強してゆくなかで、ある一つの仮説が浮かび上がってきました。
それは、肝斑は表面的にはメラノサイトの問題のように見えて、実は根本的には、毛細血管が深くかかわっている問題なのではないか、ということ。
先に述べたように、スキンケアは情報戦。
本気で日々肝斑に向き合い、肝斑に関する情報を探し求めていると、必然的に血管についての情報に行きつくことが多いのです。
そもそも止血剤のトランサミンで肝斑が改善することが「肝斑は血管との関わりの深い問題」であることを物語っているではありませんか。
ここから先は、あくまで私の肌実感と、肌に起きたことを元にした、私の仮説です。
当ブログでは、裏付けが取れていない不確かな情報や独自の仮説も、自分の肌が感じた事実であれば、躊躇なく書いておりますのでご了承ください。
もちろん、起きていないことを起きたと言うなどの嘘は書きません。
顔の火照りが肝斑の形と完全一致
まず、下の画像をご覧ください。
お見苦しい汚肌で申し訳ありません。スマートフォンの最もいじわるな「外カメラ」の最大解像度で撮影した、私のスッピン画像です。
上段の画像は、コタツに長居して頬が火照って赤くなった時のもの。
火照るっていうのは、体温が上がって毛細血管が拡張している状態ですよね。つまり、ホホの赤い色は血液の色なわけです。
この火照りかたは左右対称ですが微妙に赤みの濃さが違うことに気がつきました。
写真に向かって左側の頬は、面積が広くて、色が薄い火照り方。
写真に向かって右側の頬は、面積が狭くて、色が濃い火照り方。
そして、下の肝斑の画像と見比べてみてください。
茶色い肝斑の形・・・・・・。
写真に向かって左側の頬には、面積が広くて、色が薄い肝斑。
写真に向かって右側の頬には、面積が狭くて、色が濃い肝斑。
ホホが火照る場所の形と完全に一致してますよね?
ね、ここで確信を持つわけです。
血管と肝斑はやっぱり相当関係が深いんじゃないかって。
血行が良くなると、メラノサイトは活発化する
メラノサイトがメラニン色素を産生するしくみやメラノサイトそのものについて詳しく知りたい場合は、以下のサイト様がとても分かりやすく、詳しく説明されていました。
ドクターズコスメ・オーガニックコスメのドクターズオーガニック|メラノサイト
まとめると、血行がよくなり新陳代謝がよくなると、メラノサイトも活発に働き、メラニン色素をよく作れるようになるそうです。そのため白髪が減少するなどの嬉しい効果もあるようですが、顔のメラニンはできれば作らないでほしい・・・・・・複雑なところです。
ここでひとつ言えるのは、やっぱり血液循環とメラニンには深い関係がありそうだということ。
冒頭の私の写真のとおり、顔の「火照る場所」が肝斑になったのは、そこが特別血行の良い場所だからメラノサイトが活発化したのではないか?と、仮説を立てるには十分ではないでしょうか。
生活習慣をふりかえる
血行を良くしたり、血管の収縮にかかわる生活習慣といえば、以下のようなものがあります。
- 食べ物・嗜好品
コーヒー、ぎんなん、ピーナッツ、お酒を飲む人はお酒、煙草など。
ちなみに私はコーヒー狂です。何なら鼻血出しながらでも強いコーヒー飲みたい。 - お湯洗顔・冷水洗顔
人肌程度のぬるま湯なら血行に影響はそれほどないと思われますが、温度の高いお湯を顔につけると血行は良くなると思います(顔の皮脂も過剰に奪われますが・・・)。冷水もまた然り。 - 風呂の温度や浸かる時間
熱めの風呂に長めに入ると当然、冒頭の私の写真のように、顔が火照ります。
あ~私、江戸っ子だから熱い風呂が大好き・・・・・・。水でうめるな、べらんめぇ! - フェイシャル・マッサージ
エステのフェイシャルマッサージ、気持ちいいんですよね・・・・・・。
でもこれは、2つの面で肝斑に対する懸念が……。ひとつは顔の血行が良くなること、もう一つは摩擦による刺激を与えてしまうこと。クレンジングや洗顔による刺激もダメだそうです。エステティシャンさんはプロなので、限界まで摩擦を排除したフェイシャルマッサージをしてくださいますが、肝斑患者の肌はそれすらもNGだそうです。 - 運動
運動も、ジョギングなどすれば当然全身の血行が良くなり、顔が火照ります。 - ホットフラッシュ(更年期障害など)、のぼせなど
これは自分でコントロールしづらいので、厳しいですね・・・・・・。
私は生理前に体温が若干上がるのですが、その時に肝斑の色が少し濃くなるような、ならないような・・・・・・。
私はストレス解消のための軽度のジョギングが大好きです。ジョギングは老化を促進するなんていう情報もありますが、血行が促進されると新陳代謝が良くなり、ターンオーバーが正常化して肌が綺麗になる利点もあります。正しいダイエットや健康維持のためにも、適度な運動は大事です。
そういう利点の多いものに対しては過剰に神経質になりすぎず、多少なら生活の中に残しておいて良いのではないかなと思っています。
肝斑に悪い、すぐにでもやめるべき習慣は、ほかに沢山ありました。
私の例で言えば、私は人生のほとんどを、勉強や仕事のために睡眠時間を削って生きてきたため、エスタロンモカが手放せない日々を送っていた時代もあり、今でもコーヒー狂です。銀杏、ピーナッツ、チョコレートなどの刺激物も大好き。さらに血管に悪かったのは、長年の喫煙(ニコチン8mgを120本/日!)です。
このすべてを知らずに生活してきていれば、今と同じ肝斑はできなかったのではないかとさえ思います。
まずはこれらの悪習慣を断つのが先かと思います。 ちなみに喫煙は2016年にやめました。
もちろん、この生活を改めずにいくらレーザーをやろうが、再発するわけです。妊娠とかホルモンの変化とかをきっかけにして。 だから、できるだけ普段から気をつけていることが大事だと思いました。
レーザー治療について考える
美容施術の技術進歩によって、ピコシュアなどの、肝斑をトーニングできるレーザーがいくつか出てきました。
これらのほとんどは、できてしまったメラニン色素を粉砕・破壊するものです。肝斑に打つことができるレーザーは出力が弱いので、回数を重ねる必要がありますが、治療を続けると茶色い色素が少しずつはがれて無くなってゆきます。
でも、根本原因を残したままだと、 また再発するのです。
メラノサイトが暴走して作り出す、肝斑のメラニン色素。このメラノサイトの暴走の原因を止めずに、暴走させたまま表面の色素だけを削っても、次から次へと新しい色素を作ってしまうのです。
私は血管と肝斑の深い関係を知ることで、メラニンを破壊するレーザートーニングより、血管に作用するイエローレーザーがよいのではないか?と、今は思い始めています。
表面の色素破壊のためのトーニングをしても根治治療にはなりませんが、血管の収縮による赤アザ治療に使われるイエローレーザーであれば、単なるトーニングだけでなく赤血球や血管にダイレクトにアプローチできるので、根治治療に近づけるのではないかという仮説です。
以上の理由より、イエローレーザーで肝斑改善を試す予定で、さっそく予約しちゃいました。
イエローレーザーの結果は、後日詳細にレポートしたいと思います。^^